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暇人のイマジン

書評とイマジンを、だだもらしていこうというヴログ。

眠れない時

眠れない。別に明日遠足があるとか、隣に好きな人がいてドキドキなうとか、そんなんではないんですが、兎にも角にも眠れない。そんな夜、アルネ。

眠れない夜といえば、思い出すのは幼稚園の遠足であるね。

遠足ちうか、お泊まり会らしきイベントがどっかしらの自然公園であったわけ。なんて場所かは忘却のカナタですが、とりあえずばかでかい天狗の像があったことを覚えている。

あと、男も女もごちゃ混ぜで風呂に入ったことも覚えている。幼稚園というと少しずつ男女の別というか、恥じらいみたいなものが芽生えていてもおかしくないと思うんだけど、実際のとこはどうなんだか。とりあえずその景色は覚えている。覚えている、ちうことはやっぱり心のどこかでこう、なんか引っかかるもんがあったんだろうな。ちなみに風呂関係でいえば、5歳の時に入った女湯の景色も覚えている。ああ、はるか遠き青春の日々よ。

話が線から脱した、いわゆる脱線という現象が起こりましたが、なにはともはれ、お風呂も夜の園長先生の人形劇も終わって、寝ることに。

寝れない。とにかく寝れなかった。

そしていつしか、先生が見回りに。

なんでこういう宿泊の行事では、先生って生き物は見張るんだろうね。ところで、この見張りの先生と密偵のような生徒の攻防は、なかなかスリルがあっていいもんだと思う。先生からしても、せっかく見張っているのに何ごとも起こらずにウロウロするのは、忍びない。だろう。どうせなら、脱走兵をとっ捕まえて、ここぞとばかりに教師然としてみたいはずである。そして、生徒からしても、せっかくコソコソカサカサしてるのに、敵が見張るようでなくては、張り合いというものがない。鬼ごっこは鬼が追いかけないとつまらない。教師と生徒の関係も同じこと。つまり、教師と生徒の関係には、ある一定の緊張感というものが不可欠なんだす。その緊張感がスリルを生み、数々のドラマを生む。ドラマが生まれる、という意味では、もはやこれ、甲子園と一緒であるね。ということはこの際、この修学旅行の教師と生徒の攻防戦を、全国大会にしてみてはいかがかな、という声がどっかしらからあがっても不思議ではない空気が、そこはかとなくある。

ということで幼稚園の話だった、そういえば。寝れないとこに幼稚園の先生が来たんですわ。そんで寝ない僕たちを見かねて、サンドマンという男の話をしたんですわ。

このサンドマンという男の話が実にこわうてこわうて…。サンドマンはサンタのように大きな袋をかついだ男なんだけど、その袋の中には何が入ってるかてえと、大量の砂。砂。砂が入ってるわけ。その砂を何に使うのかって、寝ない子供の目をつぶすために使うんだと。サンドマンは毎日4時に見回りに来るよ…。

そう話して先生はどこかに行った。

こんな話聞いて眠れるとでも本当に思ったのか?先生よ?だとしたら、先生の方針というかなんというか、とにかく色々と再検討することをおすすめしたい。

このサンドマンの話がめちゃんこ怖かった。確かその時12時くらいでまだ余裕はあったものの、あと4時間でサンドマンが来る!ってんで、プルプル震えてた。子羊のように。あるいは、西野カナのように。

それからほどなくしてようやく眠れた気がするけど、細かいことはあんまり覚えてない。けど、あのサンドマンの話と先生は覚えている。

やべえ、あと1時間でサンドマン来る。あいや。