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暇人のイマジン

書評とイマジンを、だだもらしていこうというヴログ。

<レビュー> ハイジ7話目と「ごちそうさま」について

書評 よしなし

だうも。ジャスです。

 

今日は前回取り上げたハイジのアニメレビューを書きたいと思うぞよ。

 

レビューってほどたいしたもんでもないんだけど、

英字幕と台詞のかみ合わなさ?だったり、

今になって見返すと面白いシーンとかがあったので、それについていちいち取り上げてみたいなと。

 

一応、英語勉強の一環ということで見始めたんだけど、字幕が早すぎて追いつかぬ。

こんなんで勉強になるのだろうか、という一抹の不安を抱えて今日もアルプスの峰に思いを馳せるのである。ペーター!!

 

 

ということで今さっきみたのが、第7話「樅(もみ)の木の音/The whisper of the firs」。


Heidi Episode 007 w/ English Subtitles

 

<あらすじ>

アルプス歴3か月となり段々と山の民としての矜持を持ち始めるハイジは、山羊の乳しぼりやチーズ作りをも会得しようと積極的になる。ハイジのチーズ作りに光るセンスを感じたおじいさんは、ハイジにチーズを任せて乾草の収穫に出かけてしまう。


チーズの素となる牛乳を鍋にかけながら回し続けるハイジ。
すると、そこへ意外な訪問者が現れる。
子ヤギのユキちゃんだ。
ユキちゃんの面倒を見に外へ出かけているうちに、牛乳は焦げてしまった。


帰宅したハイジが見たのは、見るも無残なカラの鍋とそれを処理するおじいさんの姿。しかし、おじいさんは叱ることもなく「小さいハイジに任せてしまった自分が悪かった」とハイジをフォロー。

ハイジは自責の念にかられるが、樅の木が「また頑張ればいいじゃん」と励ます。

ハイジは自分や他人に厳しくすることも大切だということを学び、またひとつ成長するのであった。

 

ちゃんちゃん。

 

 

いきなりですが、この話じゃない話題です。

確か2話目くらいで「ごちそうさま~」と外へ飛び出していくシーンがあるのですが、

その時の字幕が「Im going to play!」と言ってるんですね。

 

確かに遊びに行くんだろうからこれでも問題ないんでしょうが、ふと思ったのが「ごちそうさま」という言葉。

英語には相当する文化・表現がないのか。

てゆーかごちそうさまって何。

 

ということで、調べてみました。

 

ごちそうさまってなんやねんのコーナー

◆起源(参考:wikipediaとか)
「ごちそうさま」を漢字で書くと、「御馳走様」。

丁寧語の「御」と挨拶語の「様」を抜くと「馳走」となります。

「馳」も「走」も共に「奔走させる」という意味であり、昔の中国では走り回って世話をさせること、ものを運ばせることを「馳走」と言っていたみたいです(「史記」にも記述アリ)。

元々は、世話や準備といった行動そのものを表す言葉だったんですね。

 

これがやがて日本にも伝わり、近世にもなると食事の世話をしてもらうこと、振舞ってもらうこと、その食事自体を意味するようになったそうです。

17世紀に式亭三馬が書いた滑稽本浮世風呂」には「其節はいろいろ御馳走さまになりまして・・・」という感じで使われています。

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wikipediaしか参考にできるものがなかったので、信ぴょう性に乏しいかも知らんが

「う~む、なるほどね」と思わず納得してしまう感じがする。

 

(ちなみにすぐ近くにあった百科事典的なものとして広辞苑第二版を開いてみたが、『馳走の尊敬語。ご馳走になったのを感謝する意の挨拶語。また、男女の仲を見せつけられた時の言葉にも用いる。』という定義だった。由来を知る上では全く役に立たなかったが、後半部は面白いのでいつか機会があったら使おう。)

 

まあとにかく、他人に何かをしてもらったことに対して感謝を表すという、基礎的なコミュニケーションのひとつということでした。

 

また、英語には「ごちそうさま」に相当する表現はないようですが、

食後に「That was tasty / delicious / good !!!」と料理をほめたり、
「Im full / done eating」と満足したことを作ってくれた人に伝えるのが習わしになっているようです。

ほめたり、満足したことを伝えることで料理をした人に「作ってくれてありがとう」という気持ちを表すんですね。

また、宗教色の強い彼らは信仰する神に感謝の意を伝えることもあるようです。

 

 

いつだったか、給食で食前と食後のあいさつをさせるのはやめてほしい、という保護者の意見が取り上げられたことがありました。

給食費を払っているのだから強制的に言わせないでほしい、というのがその保護者の言い分だったみたいです。

確かにその言い分も分からないでもない。

「ごちそうさまって必ず唱えるべし」なんて決まりもないし(変な校則はあるかもしれないけど)、言いたくないんなら言わなくてもいいかもしれない。

ただ、給食費を払っているとか、給食を作っている人はその報酬として賃金をもらっているとか、そういった仕組みのことは関係なく、当たり前のことでも人に感謝できるかどうかの話なんではないでしょうか。

これまた別に、人に感謝なんかしなくても生きていけるし、それでも別にいいわけなんですが・・・あとはその人の考え方の問題でしょう。

ところで、この保護者って家でも言わないようにさせてるのかな・・。

 

こういうのを意味を教えないで、無意味にやらせる学校側にも問題があるのかもしれませんが。

学校って変な校則が多いからなあ。

スカートの丈とか、髪の長さとか、かばんの色とか。

センチメートル単位で取り締まるとかなんやねん、その1センチになんの違いがあんねん。

そんな意味不明な鎖に敏感になってしまう人の気持ちも分からんでもないから、保護者の意見もポイっと看過できない気もする。

でも、ごちそうさまは言った方がいいよ、やっぱり。

 

ごちそうさまってなんやねんコーナー オワリ

 

ということでハイジの話に戻るが、なんだハイジ!

日本ではごちそうさま、って言ってるくせに英語では「遊んでくるわ!」って!!

待てい!その腹に収まったチーズは誰が作ったんじゃ!!、というおじいさんの声が聞こえてくるようです。

 

でも、「Im going to play!!」の代わりに

「that was tasty!!」と言って玄関から飛び出していく子供というのも、考えてみると変である。

「おいしかったわ!」と言いながら出ていくのはなんか変だ。子供にしては粋すぎる。

そんなのは、いきつけのそば屋(客席があまりないのがポイント)で

「オヤジ、いつもの」と頼んだもりそばを平らげた後、

「オヤジ・・・うまかったぜ」と店を出る時にぼそっと言う苦み走った老人か剣客にでも任せておけばよい。

 

 

なんというか、ここでのハイジの「ごちそうさま!」は「行ってきます!」に近いのではないだろうか。

確かドラえもんでは、のび太が「この後、ジャイアン達と野球なんだ!」とか言って昼食をかき込みながら、食べ終わるやいなや外へ飛び出してゆくというシーンがあったと思う。

外で遊ぶことが多く夢中になっている子供にとっては、ごちそうさまというのを忘れてしまうものなのかもしれない。

のび太にだって、ちゃんと「ママ、ごちそうさま」と言っているシーンはある。

ごちそうさまを言わなかった時は後でママに指摘されるかもしれないが、のび太ははなからママの料理と感謝をないがしろにしているわけではない。

ママの「馳走」のおかげで空腹を満たし、体力を補充して「行ってくる」ことができる。

だから、ごちそうさまの代わりに「行ってきます!」と言うことは、

英語圏での「im done eating」と満足を相手に伝えることに通じているのではないか。

 

 

そう考えると、ハイジの「im going to play!!」にもなんとなく合点がいくような気がする。

 

あとから読み返すと「なんか最後強引だなあ」と思うんだろうけど、そういうことなんだと思います。

 

 

 

 

ああ・・・7話の話、あらすじしかしてないや。レビューでもなんでもないな・・。

 

チーズの素を自分の無責任が原因で焦がしてしまった時のハイジの気持ち、よく分かる。

それにしてもおじいさんは懐が深いというか、なんというか。

村の人への接し方とは雲泥の差だなあ。

ハイジの世界では夏が終わり、秋になるそうです。

こっちの世界ももうすっかり秋だなあ。

冬が来たら薪ストーブ使わないと凍えてしまうので(うちにはそれ以外に暖房器具らしいものがない)明日も薪割りをせねば。

 

オワリ

 

PS:こっちで作ったポテトサラダって北海道に送れるのかね。